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他人に聞けない「失敗しない畳替え」のこと

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

毎年この時期になると、全国の畳屋さんが集まってくる場所があります。
畳の原料『い草』の産地、熊本県八代市です。

八代では毎年2月上旬に、い草の品評会が行われ、日本一のい草・畳表が選ばれます。
今年もどんな表が入賞するのかすごく楽しみです。

農林水産大臣賞を受賞された早川氏と

先日も産地・八代に伺い生産者さんとの意見交換会の研修に参加してきました。
講演会の内容は『お客様に一番近い畳店が、い草を守るためにできること』です。

様々な意見をお聞きし、「日本のい草の畳」を守りたいという気持ちは皆同じであること、そのためには私たち畳店がい草の魅力を、しっかり伝えていかなければならないことを再認識しました。

それでは今回は「失敗しない畳替え」表替え編です。

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表替えとは「畳の表面部である畳表(主にい草で作られる)を、新しい畳表に交換すること」です。

よく、畳表を反対にひっくり返すことだと思われている方もいらっしゃいますが、これは「裏返し」と呼ばれ、表替えして5年前後で推奨されるお手入れ方法の一つです。
畳替えをご依頼いただく一番多い時期は10年から15年くらいで、それ以上経過していらっしゃるお家も少なくありません。なので「裏返し」ができる時期を過ぎていることがほとんどです。

畳表にも種類があり、最初に述べた八代産が国産畳表では9割を占めています。
しかし、畳替えで国産畳表が使用される割合は3割くらいといわれています。
い草の畳のほとんどが中国産であるのが現状です。

しっかり説明をきいて、中国産を選ぶ方はほとんどいらっしゃいません。
ただし、説明せずに値段だけで決めてしまうと中国産だった、というケースがあります。
ですので、しっかり説明をしてくれる畳店を選びましょう。

中国産のメリットですが、「安い」くらいしか思い当たりません。
見た目だけで判断できる方はほとんどいませんので、国産畳表には様々な目印がついています。

一番分かりやすい目印として、熊本県産表にはくまモンのタグが付いています。
このタグには生産者名とQRコードがついており、読み取ると生産者の情報を見ることが出来ます。

くまもんQRコード付きタグ

その他にも経糸(たていと)に県証糸と呼ばれる色付きの糸が使用されていたり、表の端に熊本県産畳表シールが張られ、生産者名の印鑑がある等様々な目印があります。
表替えの際には、畳屋さんに聞いてみると、しっかり説明してくれるはずです。

中国産の畳表の特徴として、い草の「香り」が異なることがほとんどです。
国産畳表の、あの安らぎの香りとは全く別物で、「クサい」と感じることが多いです。
最近「い草の香りが苦手で~」というお客様の声を聞くことがありますが、もしかしたら中国産のい草の可能性が高いです。

他にも、気候の違いや水質など日本とは全く環境が異なる為、畳表の耐久性が極端に低いことが多いです。い草の栽培方法も異なり、大量に長く伸ばすため表の色が黒くなりやすかったり、それを隠すために着色料が使われたり、農薬を大量に使うため肌トラブルが起こりやすいとも言われます。

子供たちにも安心してくつろいでもらう畳に、中国産は使いたくないですよね(笑)

そして、国産畳表にも種類があります。

  • 糸引き表
  • 綿々表
  • 麻引き表
  • 麻綿表
  • 麻麻表

これらは経糸の種類で、上から順に耐久性に影響してきます。
経糸の耐久性が高いと、い草の織り込まれる量を多くできるため、一般的に強度が高くなると言われています。
しかし、い草の織込量だけが耐久性に影響するわけではありません。
い草は生えてきた順番や育て方、草の長さによって耐久性が異なり、生産者の選別と織りの技術によって、畳表の耐久性が決まってきます。

表替えでは、もちろん予算に応じて畳表を選ぶと良いのですが、
選び方の『コツ』は、

  1. 定期的なお手入れができるか
  2. 部屋の使用頻度
  3. 畳床の状態
  4. 数年経った時の美しさ

これらをしっかり検討することをお勧めします。
良いものは金額も高いですが、安いものには裏があることも。
畳屋さんとしっかり話し合い決めることで、「失敗しない畳替え」ができると思います。

当店では国産畳表のみを使用しており、上記の説明をしっかりさせて頂きます。
そして納得された上でのご注文をお願いしています。
お見積りは無料ですので、ご気軽にお問合せくださいね。

今年も畳替えを検討される際は、当店も是非ご検討くださいませ。

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